オール電化の基礎知識
先週、ガス機器メーカーの本社にお伺いして、営業の方にオール電化の研修をさせていただきました。思っていた以上に多くの質問をいただき、オール電化に対するガス機器メーカー様の(対抗?)意識の高さがうかがえました。
機器としては、『エコキュート』『IHクッキングヒータ』『太陽光発電』『パワナビ分電盤』そして、『燃料電池』『エコウイル』等をテーマとしました。
皆さんはエコキュートの原理はご存知ですか?それでは、毎日使っているエアコンの原理は?実は、エコキュートとエアコンは同じ原理で動いているんです。エアコンの冷媒は現在、代替フロンになっているのは聞かれたことがあると思いますが、エコキュートはCO2(炭酸ガス)を使っています。それをカルーノサイクルという、コンプレッサーが冷凍サイクルで冷媒を圧縮、膨張させることで冷媒が、放熱したり吸熱したりして熱を運びます。いわゆるヒート(熱)をコンプレッサーで運ぶ(ポンプ)するわけです。それをフィンの部分に風を当てることにより外気や部屋に放熱や吸熱させるのです。
エコキュートの場合は、CO2を代替フロンより高い圧力で運転させます。より製造での精度を要求され、実際故障率はエアコンより多少高くはなると思います。しかし、CO2の特長としては、外気が低温でも熱を集める ことができ、高温までお湯を暖める ことができます。
それではCOPという言葉はご存知でしょうか。Coefficient Of Performance の略で、機器に入力されたエネルギーによって、どれだけのエネルギーを出力できるかを数値で示した成績係数のことです。つまり、自動車の燃費のようなもので、空調機でいえば1kWの電力消費で1kWの冷房能力を発揮すると[冷房能力÷消費電力]で、冷房COPは1となります。最近のエコキュートではCOPが4.9あたりまで向上しているらしいのですが、電気温水器がヒーターでお湯を沸かすのに比べ、エコキュートだと4.9分の1の電力消費でお湯が沸かせるということです。
今回はこれくらいに致します。次回は太陽光発電をお話しします。
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(shim)








